気が付けばあと二か月も経たないうちに26歳になります。

幼いころは冬休み、クリスマス、お正月、祝日(成人の日)と楽しい行事がぞくぞくと続き、トドメに君臨している誕生日というこの期間がもうスペシャルでハッピーで胸を躍らせたものだけど、そんなこと言ってられる年齢じゃなくなってきた。

 

26歳女性ってどんな姿を想像しますか?

 

綺麗で、控えめな花柄のスカートに薄手のニットにパステルカラーのカーディガンを羽織ってて、毛先はふわっとまるめちゃって、月に一度はエステと美容院に行って自分をお手入れして、毎週水曜日はジムとかヨガとかで体型管理しちゃって、恋人がくれたペンダント(控えめで普段使いしやすいワンポイント)なんか付けて出社しちゃって、夜は六本木で夜景の綺麗なレストランで恋人とスパークリングワインなんかで乾杯しちゃって、お風呂上がりは頭にタオル巻いて丁寧なスキンケアをして、休日は恵比寿の友人が経営するサロンでネイルして代官山のcafeでパンケーキ食べてインスタグラムにあげちゃう、そんな女性を想像しませんか?

 

そんなもんに私はあと二か月も経たないうちになれんのか。

そんな女に憧れがあるわけではない。が、自分が持っていたイメージとあまりに乖離しすぎているため、受け止められない。これが現実なのか。私という存在は現実だったのか。嘘だろ。

 

やだもう年取りたくない、もう年取りたくない。